2011年12月17日土曜日

2011/12/10皆既月食

2011年12月10日に久しぶりの皆既月食となりました。
投稿自体も久しぶりです。

今回の皆既時間は1時間超の月蝕でしたが、地球の影の中心部を通ればさらに長いものになります。
皆既月食と言えば、中学2年の2月に友人と自販機のコーンスープを啜りながら深夜に見た皆既月食が初めてでした。
その後、一度ばかり皆既月食を撮影した事がありましたがフィルムカメラの時代でした。フィルムカメラの場合はフィルムの感度と月蝕の進捗によって露出時間の目安がありそれなりに撮影できたものです。

投入した望遠鏡は口径102mm、焦点距離400mmにレデューサ使用350mmで望遠鏡としては非常に明るいタイプでした。望遠鏡ももっと焦点距離の長い望遠鏡を投入するべきだったと気づいた時には月蝕の時間でした。(短焦点の望遠鏡は彗星や星雲、星団の撮影に向き)

口径が大きいので光量を落とせず、皆既中でも本来は暗い部分が明るくなってしまいます。途中から失敗に気づいてマニュアル撮影に切り替えたらマシになりました。簡単に感度を上下させられるのはデジカメならではでしょう。刻々と変化する被写体にあわせて設定を変えて、うまく撮影できると面白いような気がします。
普段からデジタル一眼レフでオートフォーカスに頼り切っている事に敗因がありそうです。ピントもイマイチですね。
今になって思い出しましたが、ある程度の口径や満月に近い月を見る時にはサングラスならぬムーングラスで観測するのでした。

撮影は普段人気の無い野球場の片隅で行いました。
月食が進み皆既月食に突入すると同時に何処からとも無く  キタ━(゚∀゚)━!!
と聞こえてきました。脳内でキタ━(゚∀゚)━!!と自らつぶやいていたので声に出したかと思いましたが、やはり言っていないと思い辺りを見回しましたが誰もいません。(冷汗)
皆既月食が終わり月明かりが戻り始めると薮がガサガサして変な鳴き声がしました。シルエットから察すると狸でしょうか。思わぬ珍事件の後に部分月食も終わりバッテリーも丁度良く切れ、眠たい眼を擦りながら帰りました。

写真をクリックすると大きくなりますが、ピントの甘さや画像の荒さがわかってしまいますのでそのままのサイズでご覧下さい(恥)







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